入浴と美肌には、密接な関わりがあります。入浴時に気をつけるポイントをまとめてみました。
42度以上のお湯だと、肌の潤いを守っている皮脂はほとんど剥がれおちてしまいます。熱すぎるお湯に長時間つかるのは、肌をカサカサにしてしまうので要注意です。
最近は長時間お湯につかる半身浴が流行っていますが、指がふやけるほど長くつかるのは危険です。指のふやけは、肌がもうこれ以上水分を吸収できないというサインです。
体が乾燥する原因の70パーセントは、過度の洗いすぎのせいと言われています。ナイロンのタオルやボディブラ シを使用するのは、皮膚の角質層をはがしてしまい、色素沈着の原因になるので避けましょう。大切なのは、皮膚より固いものでは体を洗わないこと。綿などの 天然素材のタオルか、ガーゼ、または手の平を使ってやさしく洗うことが大切です。
刺激物質を含んだ入浴剤は逆に肌の状態を悪化させてしまうので、成分をよく確認し、自然成分の入浴剤を使いましょう。「竹酢液」や「木酢液」などもオススメです。
入浴前と後には、コップ1杯の水分補給をすることが大切です。また、半身浴のように長時間お湯に入る時は、ミ ネラルウォーターのペットボトルなどをお風呂の中に持ち込んで、入浴中に水分補給をすることも忘れずに行いましょう。(入浴中は、汗で水分と一緒にミネラ ルも失われてしまうので、水道水よりミネラルウォーターがオススメです)。
お風呂上がりの肌は刺激を受けやすく、とてもデリケートな状態。直接肌に触れる下着やパジャマは、肌への刺激が少ない綿繊維でできたものがよいでしょう。
体を洗いすぎないことが乾燥肌を防ぐ秘訣というお話はしましたが、使うボディーソープや石けんの使い方にも気を配ることで保湿対策ができます。
まず、「つけすぎ」に注意すること。石鹸やボディーソープを過剰につけると、必要以上に肌表面の皮脂を落としてしまい、角質を傷めます。石鹸はたっぷりと「泡立て」て、「天然素材のタオル・スポンジ」で優しく洗うことも、角質を守り、肌の保湿を保つ方法です。
現在販売されている石鹸やボディーソープの成分には、ほとんど石油系の洗浄剤が含まれています。この石油系成分は、肌を傷つける作用が強く、長期間に渡って使用すると乾燥肌になる恐れがあります。極度の乾燥肌に悩まされている場合は、使用する石鹸の成分を見直してみる必要もあるでしょう。
水道水に含まれる「塩素」も肌の乾燥を招き、トラブルの原因になります。
塩素は、もともと殺菌の為に水道水に入っているのですが、体の中に多量に摂取されると髪や肌を傷めます。(プールに入ると、目が赤くなったり、髪がパサパサになったりするのも塩素のせいです)。
もともと肌が弱い赤ちゃんや、敏感肌、アトピー、高齢者の方は特に注意が必要です。
お風呂の温度である40度前後は、塩素が最も活性化する温度。特にシャワーは水流が直接体にあたるため、塩素の影響を強く受ける可能性があります。塩素対策としては、湯船の場合は入浴剤をいれることで緩和することが可能です。
シャワーは、出来るだけ使用を避けるか、または塩素を除去する浄水用シャワーヘッドに交換すると安全でしょう。